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第2編 風水害対策編 佐久市地域防災計画 | 佐久市ホームページ

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(1)

風水害対策編

(2)

2 < 1.総則 > 第 1 節 過去に発生した風水害の特性

第1節

過去に発生した風水害の特性

主要な風水害は、大半が台風によるものであるが、近年は集中豪雨による中小河川の氾濫による

水害が増加している。要因別の特性は、次のとおりである。

記録については、資料 12-1を参照のこと。

1 前線の影響による大雨

梅雨期や秋雨期には、前線上を東進する低気圧や台風の北上に伴い、南海上から流入する暖

湿気流によって、前線活動が活発となり大雨を降らせることがあり、水害の直接要因となる。

特に、近年、梅雨末期は集中豪雨となりやすいほか、いわゆる「ゲリラ豪雨」と呼ばれる予測

困難な局地的集中豪雨の発生頻度が増加傾向にあり、警戒を要する。

2 台風の進路による影響

長野県の位置と地形のもつ条件により、台風の接近、通過は各所に風水害をもたらす。影響

を及ぼす台風を経路により大別すると、次の4つのコースに分けられる。

(1) 県を縦断して北上する場合

県全域が暴風域に入り、全県的に風害や水害が発生する。特に本市の位置する東部及び北

部一帯は風・雨ともに強く、台風通過後も吹き返しの風による災害をもたらす。

(2) 県の西側に接近して北東進する場合

県全域が暴風域に入り、全県的に風害や水害が発生し、特に南部と西部の山沿いは局地的

な大雨となる。

(3) 県の東側に接近して北上する場合

県の東部山沿いで風・雨ともに強く、台風の吹き返しの風が被害を大きくする。

(4) 県の南側を接近して東進する場合

(3)

2 < 2.予防 > 第 1 節 風水害に強いまちづくり

1

風水害に強いまちづくり

(全部(全課))

市は、地域の特性に配慮しつつ、交通・通信施設の風水害に対する安全性の確保、治山、治水事

業等の総合的、計画的推進等風水害に強い郷土を形成し、建築物の安全性の確保、ライフライン施

設等の機能の確保等風水害に強いまちづくりを推進する。

1 風水害に強い郷土づくり

(1) 総合的・広域的な計画の作成に際しては、暴風、豪雨、洪水、地すべり、土石流、がけ崩

れ等による風水害から郷土及び住民の生命、身体、財産を保護することに十分配慮する。

(2) 基幹的な交通・通信施設等の整備に当たっては、ネットワークの充実を含め、風水害に対

する安全性の確保に努める。

(3) 住宅、学校や病院等の公共施設等の構造物、施設の安全性の確保等に努める。

(4) 風水害に強い郷土の形成を図るため、次の事項に配慮しつつ、治山、治水、急傾斜地崩壊

対策、農地防災等の事業を総合的、計画的に推進する。

ア 河川改修やダムなどにより洪水の発生を軽減するとともに、洪水被害を想定した洪水ハ

ザードマップを作成する。

イ 土石流、地すべり、がけ崩れ、雪崩などを防ぐため、治山・砂防施設の設置を推進する

とともに、土砂災害警戒区域等の指定を通して、土砂災害のおそれのある区域について、

危険の周知、警戒避難体制の整備、住宅等の新規立地の抑制を進める。

ウ 台風、集中豪雨等に伴う山地災害に対処する山地治山、地すべり防止施設等の整備を推

進する。また、山地災害の発生を防止するため森林の造成を図る。

エ 治山、治水、急傾斜地崩壊対策、農地防災等の事業による風水害対策を実施する場合は、

環境や景観へも配慮する。

2 風水害に強いまちづくり

(1) 風水害に強いまちの形成

ア 市は、土砂災害警戒区域の警戒区域ごとに情報伝達、予警報の発令・伝達、避難、救助

その他必要な警戒避難体制に関する事項について定めるとともに、情報伝達方法、避難地

に関する事項その他警戒区域における円滑な警戒避難が行われるために必要な事項につい

て住民に周知するよう努める。

イ 洪水、がけ崩れ等の発生が予想される危険性の高い区域については、災害を未然に防止

するため、災害危険区域や土砂災害警戒区域等の指定について検討を行い、必要な措置を

講ずる。

ウ 災害時において応急対策の拠点となる既存公共施設の計画的な整備を図る。

エ 道路情報ネットワークシステム、道路防災対策等を通じて、安全性、信頼性の高い道路

(4)

2 < 2.予防 > 第 1 節 風水害に強いまちづくり

(ア) 溢水、湛水等による災害の発生のおそれのある土地の区域について都市的土地利用

を誘導しないものとする等、風水害に強い土地利用の推進。

(イ) 河川、下水道について築堤、河床掘削等の河道の整備、遊水池、放水路、雨水渠等

の建設等の推進。

(ウ) 透水性舗装の実施、浸透施設の設置、盛土の抑制などを、地域の特性を踏まえつつ、

必要に応じて実施することによる流域の保水・遊水機能の確保。

(エ) 土砂災害危険箇所等の公表による、安全な郷土利用の誘導、風水害時の避難体制の

整備の促進。

(オ) 土石流危険渓流箇所、地すべり危険箇所及び急傾斜地崩壊危険箇所等における砂防

設備、地すべり防止施設、急傾斜地崩壊防止施設の整備等に加え、土砂災害に対する

警戒避難に必要な雨量計等の設置及び流木・風倒木流出防止対策を含めた総合的な土

砂災害防止対策の推進。

(カ) 高齢者等に経済的・身体的に特に大きな負担を与える慢性的な床上浸水被害を解消

するための床上浸水対策や、避難地、避難路等の防災施設及び病院、老人ホーム等の

要配慮者関連施設に対する土砂災害対策を重点的に実施する等の生活防災緊急対策の

推進。

(キ) 土砂災害警戒区域における警戒避難体制の整備の推進。

(ク) 山地災害危険地区、地すべり危険箇所等における山地治山、防災林造成、地すべり

防止施設の整備。

(ケ) 農業用排水施設の整備及び老朽ため池等の補強等農地保全対策の推進。

(コ) 災害発生時に被害の拡大を防ぎ、防災機能を高めるために、面的防護方式のような

複数の施設を有機的に連携させる方式の推進。

(2) 風水害に対する建築物等の安全性

ア 不特定多数の者が利用する建築物並びに学校及び医療機関等の応急対策上重要な建築物

について、風水害に対する安全性の確保に特に配慮する。

イ 住宅をはじめとする建築物の風水害に対する安全性の確保を促進するため、基準の遵守

の指導等に努める。

ウ 強風による落下物の防止対策を図る。

エ 建築物等を浸水被害から守るための施設の整備を促進するよう努める。

(3) ライフライン施設等の機能の確保

ア ライフラインの被災は、安否確認、住民の避難、救命・救助等の応急対策活動などに支

障を与えるとともに避難生活環境の悪化等をもたらすことから、上下水道、ガス等の施設

の風水害に対する安全性の確保を図るとともに、系統多重化、代替施設の整備等による代

替性の確保を進めるものとする。

(5)

2 < 2.予防 > 第 1 節 風水害に強いまちづくり

3 地域社会活動の活性化等(住民同士の結びつき)

本市においては、現在ほとんどの世帯が自治会である区に加入し、地域社会活動を行っている。

しかし、高速交通網の整備による生活圏の広域化、核家族化や高齢化社会の進展、都市化の進行

による社会環境の変化に伴い、近隣扶助の意識の低下が見られ、地域での結びつきが弱まってい

るため、職員、住民個々の防災力の向上、人的ネットワークの構築を図る。

このため、区を中心として、地域組織であるPTA、老人クラブ、スポーツサークル等と連携

した地域社会活動の強化、活性化のための行政面からの支援が必要である。

本章第28節「防災知識普及計画」、第29節「防災訓練計画」、第31節「自主防災組織等の

育成に関する計画」、第33節「ボランティア活動の環境整備」においても、以上の課題を踏ま

(6)

(7)

2 < 2.予防 > 第 2 節 災害発生直前対策

第2節

災害発生直前対策

(全部(全課))

風水害の発生のおそれがある場合に、円滑な災害応急対策が実施できるように、あらかじめ気象

警報・注意報等の伝達体制、避難誘導体制、災害の未然防止活動を行うための体制を整備する。

1 住民に対する情報の伝達体制の整備

気象警報・注意報等の伝達については、本編第3章第2節「災害直前活動」によるが、円滑で

速やかな情報の伝達ができるように、体制の整備を図る。

2 避難誘導体制の整備

(1) 市は、風水害により、住民の生命、身体等に、危険が生じるおそれのある場合に、迅速か

つ円滑に避難誘導活動が行えるよう、あらかじめ避難計画を作成する。

(2) 市は、土砂災害等に対する住民の警戒避難基準をあらかじめ土砂災害警戒情報等を用いて

設定するとともに、必要に応じ見直すよう努める。(本章第 12 節「避難収容活動計画」参照)

3 災害未然防止活動

災害発生のおそれがある場合に適切な災害未然防止活動を実施できるよう、次のような体制の

整備を行う。

(1) 所管施設の緊急点検体制の整備

(2) 応急復旧体制の整備

(3) 防災用資機材の備蓄

(4) 水防活動体制の整備

(5) ダム、水門等の操作マニュアルの作成、人材の養成

(8)

2 < 2.予防 > 第 3 節 情報の収集・連絡体制計画

第3節

情報の収集・連絡体制計画

(総務部(危機管理課) 各支所)

災害時には各機関ができる限り早期に的確な対策を行うことが求められるところであり、そのた

めには迅速、確実な情報の収集が必要である。

市と県、周辺市町村、関係機関等を結ぶ情報収集・連絡体制の整備、その情報を伝達する通信手

段の整備・多ルート化等を進めるとともに、防災関連情報の収集蓄積・データベース化に努め、災

害危険性等について住民に周知する。

1 情報の収集・連絡体制の整備

(1) 災害時に迅速、正確に災害情報・被害状況等を収集し、把握することができるよう、事前

に次の事項について定めておく。

ア 関係機関との連絡担当

イ 各地区の調査担当(担当部課・区長・消防団員等)

ウ 災害通報担当者(市職員・区長)

災害情報の収集は、各区に災害通報担当者を割り当て、区長等の協力を得て行う。

このため、情報収集の方法、連絡系統、連絡手段について、区長等と事前協議を行う。災害

通報担当者は、別途定める。

(ア) 情報の内容と報告順位

災害通報担当者の収集する情報内容と報告の優先順位は、次のとおりとする。

a 人命に係る情報

b 災害の拡大又は二次災害の発生情報に関する情報

c 被害状況に関する情報

(イ) 報告の方法等

災害通報担当者は、収集した情報をその時点で最も迅速な方法により、総務部危機

管理課長(災害対策本部設置後においては、総務部危機管理班長)に報告する。

なお、特に緊急を要する人命に関する情報、災害の拡大又は二次災害の発生情報に

関する情報は、直接、管轄する消防署、警察署ほか関係防災機関に連絡する。

エ 調査情報の報告先及び報告ルート

(2) 災害時の代替通信機能として、アマチュア無線局の協力により情報が得られるようシステ

ムを構築するよう努める。

2 無線設備の現状

(1) 佐久市防災行政無線の概況及び課題(資料 10-1参照)

ア 同報系

平成 22 年度までに全市域に導入されたが、今後は、臼田地区(旧臼田町整備)の同報無

(9)

2 < 2.予防 > 第 3 節 情報の収集・連絡体制計画

イ 移動系

当面、合併前4市町村においてそれぞれ保有してきた設備を継続使用し、将来的にはデ

ジタル移動通信システムの導入を図る。

ウ 水防系

旧佐久市で整備したものをそのまま使用している。

(2) 長野県防災行政無線の概況(資料 10-2・10-3参照)

免許人は長野県で、県庁、県の現地機関、市町村、長野地方気象台及び放送各社を結ぶ無

線網で、地上系と衛星系がある。本市には、本庁及び3支所に無線設備が設置されている。

なお、市内には、消防本部にも設置されている。

3 情報通信手段の整備

災害時において、電話等情報通信施設は、損壊やふくそう現象により有効手段となり得ない

可能性がある。災害対策にとって、情報収集及び伝達は欠かせない前提条件であり、情報通信手

段の多ルート化が求められる。このため、高度情報化の進展を見ながら、次の情報通信手段の整

備に努める。

(1) 防災行政無線(移動系)の整備充実。

(2) 防災行政無線の設備の更新。

(3) 佐久ケーブルテレビ、エフエム佐久平の放送網を活用した防災情報提供システムの構築

(4) 非常用電源設備を整備するとともに、無線設備や非常用電源設備を耐震性のある堅固な場

所へ設置。

4 情報通信手段の確保

(1) 土砂災害情報相互通報システムの活用

(2) 佐久ケーブルテレビ、エフエム佐久平の放送網を活用した防災情報の提供

(3) パソコンやスマートフォンといった情報端末の活用

(10)

2 < 2.予防 > 第 4 節 活動体制計画

第4節

活動体制計画

(全部(全課))

災害が発生し、又は発生するおそれがある場合には、災害の規模に応じて必要な職員を配備・動

員し、その活動体制に万全を期する。このため、市は防災関係機関と連携し、平常時から配備・動

員計画等の体制を整備しておく。

1 職員の非常参集体制の整備

風水害による被害の拡大を防ぐためには、より迅速な職員の参集による情報の収集及び応急

対策への着手が必要となる。

市は、職員の非常参集活動体制について、次の対策を実施する。これらについては、毎年4

月あるいは人事異動時に修正・更新し、常に現在の内容にしておくものとする。

(1) 市長、副市長、教育長、各部課長等、災害対策本部の設置に当たり、その本部員となる者

に関する連絡体制を常時確保しておくため、「災害対策本部員連絡系統図」を作成し、庁内

に配布・掲示しておく。

(2) 部課長等は、前記(1)により非常参集指令があった場合に、速やかに必要人員を登庁させる

ことができるよう、それぞれ所管部課等における職員の非常参集の伝達方法を定め、周知し

ておく。

(3) 各職員は、勤務時間外であっても、次の場合には速やかに職場又は指示された場所に参集

する。

ア 非常参集の指令を受けたとき。

イ 市域に重大な災害が発生したと見込まれるとき。

(4) 災害発生時に講ずべき対策等を体系的に整理した応急対策活動マニュアル等の整備を図り、

これに基づく職員の訓練を実施する。

2 組織の整備

災害応急活動を円滑に実施するには、それぞれの防災関係機関が防災体制を整備するととも

に、各機関の応援協力体制が求められる。

本市においては、佐久市防災会議が設置されており、今後もその円滑な運営により防災関係

機関の連携強化を図っていく。

3 防災中枢機能等の確保

本部となる市庁舎の災害に対する安全性の確保及び設備の充実等に努める必要がある。

また、代替エネルギーシステムの活用を含めた自家発電設備等の整備や、通信途絶時に備えた

衛星携帯電話の整備等非常用通信手段の確保が必要である。

さらに、施設の点検、補強等を実施する他、市庁舎が被災し、その機能が果たせないときを想

(11)

2 < 2.予防 > 第 4 節 活動体制計画

4 業務継続性の確保

災害発生時の災害応急対策等の実施や、優先度の高い通常業務の継続のため、災害時に必要

となる人員や資機材等を必要な場所に的確に投入するための事前の準備体制と事後の対応力の

強化を図る。

(1) 業務継続計画を策定し、業務継続性の確保を図る。

(2) 実効性ある業務継続体制を確保するため、必要な資源の継続的な確保、定期的な教育・訓

練・点検等の実施、訓練等を通じた経験の蓄積や状況の変化等に応じた体制の見直し、計

(12)

2 < 2.予防 > 第 5 節 広域相互応援計画

第5節

広域相互応援計画

(総務部(危機管理課) 市民健康部(健康づくり推進課) 福祉部(福祉課))

災害発生時において、その規模及び被害の状況から、市のみでは十分な応急・復旧を実施するこ

とが困難となった場合に備え、他の市町村等と災害時相互応援協定を締結し、迅速かつ円滑な応急

対策を講じられるよう体制の整備を図る。

また、市域外で大規模な災害が発生した場合、災害対策基本法第 67 条及び自治体間の災害時相

互応援協定、又は人道上の配慮から、被災自治体に対して被災地支援、避難者の受入・支援等を実

施できるよう整備を図る。

1 相互応援協定の締結等

市は、平常時から防災関係機関等と協議し、必要に応じて相互応援協定等を締結する。

協定済の協定は、次のとおりである。

(1) 他の市町村との協定

協定名 協定締結先 応援内容

長野県佐久市・群馬

県甘楽郡南牧村消防

相互応援協定

(資料5-1)

群馬県南牧村

災害・火災応援 消防隊による応援

災害時における相互

応援に関する協定書

(資料5-2)

埼玉県和光市 (1) 食料及び生活必需物資並びにその供給に必要な資

機材の提供

(2) 被災者の救出・医療・防疫・施設の応急復旧等に

必要な資機材及び物資の提供

(3) 救助及び応急復旧に必要な医療職・技術職・技能

職等の職員の派遣

(4) 被災者及び被災児童・生徒等の一時受入れ

(5) 前各号に掲げるもののほか、特に必要と認めて要

請する事項

友好都市災害時相互

応援に関する協定書

(資料5-3)

静岡県静岡市 (1) 食料、飲料水及び生活必需品並びにその供給に必

要な資機材の提供

(2) 救援活動に必要な車両の提供

(3) 被災者の救出、医療及び防疫並びに応急復旧に必

要な物資及び資機材の提供

(4) 救援及び災害復旧に必要な職員の派遣

(5) 被災児童及び被災生徒の受入れ

(6) 被災者に対する住宅の提供

(7) 前各号に掲げるもののほか、要請があった事項

災害時における相互

応援に関する協定

(資料5-4)

群馬県高崎市 (1) 食料、飲料水及び生活必需物資並びにこれらの供

給に必要な資器材の提供

(2) 被災者の救出、医療、防疫、施設の応急復旧等に

必要な資器材及び物資の提供

(3) 救援及び救助活動に必要な車両等の提供

(13)

2 < 2.予防 > 第 5 節 広域相互応援計画

協定名 協定締結先 応援内容

職等の職員の派遣

(5) その他被災者救援等の応急措置に必要なもの

長野県消防相互応援

協定書

(資料5-5)

長野県内の市

町村等

(1) 消防応援 消防隊による応援

(2) 救助応援 救助隊による応援

(3) 救急応援 救急隊による応援

(4) その他の応援 上記以外の応援

長野県市町村災害時

相互応援協定書

(資料5-6)

長野県内の市

町村

(1) 物資等の提供及びあっせん

ア 食料、飲料水、生活必需品、医薬品その他供給

に必要な資機材

イ 被災者の救出、医療、防疫、施設の応急復旧等

に必要な資機材及び物資

ウ 救援及び救助活動に必要な車両等

エ ごみ、し尿処理のための車両及び施設

オ 避難収容施設(避難所、応急仮設住宅等)

カ 火葬場

(2) 人員の派遣

ア 救護及び応急措置に必要な職員

イ 消防団員

(3) その他

ア 避難場所等の提供、緊急輸送路の確保等被災市

町村との境界付近における必要な措置

イ ボランティアのあっせん

ウ 児童・生徒の受入れ

エ 前2号に掲げるもののほか、災害救助法第 23 条

第1項に定める救助

(4) 前3号に掲げるもののほか、特に要請のあった事項 埼玉県朝霞市災害時

における相互応援に

関する協定

(資料5-13)

埼玉県朝霞市 (1) 食料、飲料水及び生活必需物資並びにこれらの供

給に必要な資器材の提供

(2) 被災者の救出、医療、防疫、施設の応急復旧等に

必要な資器材及び物資の提供

(3) 救援及び救助活動に必要な車両等の提供

(4) 救助及び応急復旧に必要な職員等の派遣

(5) 前各号に掲げるもののほか、特に必要と認められ

る事項

佐久市・由利本荘市

災害時における相互

応援に関する協定

(資料5-14)

秋田県

由利本荘市

(1) 食料、飲料水及び生活必需物資並びにこれらの供

給に必要な資器材の提供

(2) 被災者の救出、医療、防疫、施設の応急復旧等に

必要な資器材及び物資の提供

(3) 救援及び救助活動に必要な車両等の提供

(4) 救助及び応急復旧に必要な職員等の派遣

(5) 前各号に掲げるもののほか、特に必要と認められ

る事項

国土交通省協定書

災害時の情報交換に

関する協定

国土交通省関

東地方整備局、

北陸地方整備

(14)

2 < 2.予防 > 第 5 節 広域相互応援計画

協定名 協定締結先 応援内容

長野県合同災害支援

チームによる被災県

等への支援に関する

協定

(資料5-16)

長野県

長野県市長会

長野県町村会

災害が発生した場合、被災県等に対し、長野県合同災害

支援チームによる被災県等への支援実施

佐久市・茅ヶ崎市災

害時における相互応

援に関する協定

(資料5-17)

神奈川県

茅ヶ崎市

(1) 食料、飲料水及び生活必需物資並びにこれらの供

給に必要な資器材の提供

(2) 被災者の救出、医療、防疫、施設の応急復旧等に

必要な資器材及び物資の提供

(3) 救援及び救助活動に必要な車両等の提供

(4) 救助及び応急復旧に必要な職員等の派遣

(5) 前各号に掲げるもののほか、特に必要と認められ

る事項

災害時相互応援に関

する協定

(資料5-19)

愛知県岡崎市、

神奈川県茅ケ

崎市、岐阜県関

ケ原町

(1) 食料、飲料水及び生活必需物資並びにこれらの供

給に必要な資器材の提供

(2) 被災者の救出、医療、防疫、施設の応急復旧等に

必要な資器材及び物資の提供

(3) 救援及び救助活動に必要な車両等の提供

(4) 救助及び応急復旧に必要な職員等の派遣

(5) 前各号に掲げるもののほか、特に必要と認められ

る事項

銀河連邦を構成する

市町の災害時におけ

る相互応援に関する

協定

(資料5-24)

岩手県大船渡

市、秋田県能代

市、神奈川県相

模原市、鹿児島

県肝付町、北海

道大樹町、宮城

県角田市

(1) 食料、飲料水及び生活必需品並びにその供給に必

要な資器材の提供

(2) 被災者の救出、医療、防疫、施設等の応急復旧等

に必要な資器材及び物資の提供

(3) 救援及び救助活動に必要な車両等の提供

(4) 救援、医療、防疫、応急復旧活動等に必要な職員

の派遣

(5) ボランティアのあっせん

(6) 児童生徒の受入れ

(7) 被災者に対する住宅のあっせん

(8) 地元企業・団体等への被災地支援の呼び掛け

(15)

2 < 2.予防 > 第 5 節 広域相互応援計画

(2) 関係団体等との協定

協定名 協定締結先 備考

災害時における郵便

局と佐久市の協力に

関する協定書

(資料5-7)

佐久市内の郵

便局

(1) 郵便局が市に対して行う協力事項

ア 災害が発生あるいは拡大するおそれがある異常

な現象を発見した場合の情報提供

イ 災害救助法適用時における郵便、為替貯金及び

簡易保険の郵政事業に係わる災害特別事務扱い及

び援護対策並びに避難所への郵便差出箱の設置

ウ 郵便局が所有し、又は管理する施設及び用地の

避難場所、物資集積場所等としての提供

エ 郵便局が収集した被災市民の避難先及び被災状

況の情報提供

オ 佐久市災害対策本部への職員の派遣

カ 前各号に掲げるもののほか、特に市から要請の

あった事項

(2) 市が郵便局に対して行う協力事項

ア 市が所有し、又は管理する施設及び用地の提供

イ 市が収集した被災市民の避難先及び被災状況の

情報提供

ウ 前各号に掲げるもののほか、特に郵便局から要

請のあった事項

災害時の医療救護に

ついての協定書

(資料5-8)

(社)佐久医師

避難場所及び災害現場等に設置する救護所への医療救

護班の派遣による次の医療救護活動

(1) 負傷の程度の判定

(2) 負傷者の搬送順位及び搬送先の決定

(3) 救急処置の実施

(4) 救急活動の記録

(5) 死体の検案

(6) その他必要な事項

災害時における応急

危険度判定等の協力

に関する協定書

(資料5-9)

(一社)長野県

建築士会佐久

支部

災害時に使用する本部施設及び避難施設等に対して行

う応急危険度判定

災害時における調

査、測量及び設計等

の応急対策業務に関

する協定書

(資料5-10)

(一社)長野県

測量設計業協

会東信支部

(1) 公共施設等の被災状況及び急傾斜地の崩壊、土石

流その他の土砂災害の状況に関する情報の収集およ

び報告に関する業務

(2) 被災した公共施設等の復旧工事に関する調査、測

量及び設計

(3) 前2号に掲げるもののほか、市が公共施設等の復

旧に関し必要と認める業務

災害時における応急

措置に関する協定書

(資料5-11)

佐久市建設業

協会 災害時における応急措置

災害時における被災

者に対する防災活動

協力に関する協定書

イオンリテー

ル(株)イオン

佐久平店

(1)ア イオン佐久平店の所有又は管理する駐車場を一

時避難場所として被災者に提供すること。

(16)

2 < 2.予防 > 第 5 節 広域相互応援計画

協定名 協定締結先 備考

ウ イオン佐久平店の店舗において、被災者に対し、

テレビ・ラジオ等で知り得た災害概況を可能な範

囲で提供すること。

エ イオン佐久平店の店舗において、被災者に対し、

食糧・生活物資等を可能な範囲で提供すること。

(2) 市及びイオン佐久平店は、前項に定めのない事項

については、相互に協力を要請することができる。

災害時における調

査、測量及び設計等

の応急対策業務に関

する協定書

(資料5-18)

佐久市測量設

計業連絡協議

(1) 公共施設等の被災状況及び急傾斜地の崩壊、土石

流その他の土砂災害の状況に関する情報の収集及

び報告に関する業務

(2) 被災した公共施設等の復旧工事に関する調査、測

量及び設計

(3) 前 2 号に掲げるもののほか、市が公共施設等の復

旧に関し必要と認める業務

災害時におけるLP

ガスに係る協力に関

する協定書

(資料5-20)

長野LP協会

佐久支部

(一社)長野県

LPガス協会

(1) 被災地域のLPガスの一般消費者等に対して法に

基づいて販売事業者が行うべき緊急点検、修繕及び

供給

(2) 供給設備設置場所以外で発見されたLPガス容器

について、容器所有者等が行うべき回収及び保管

(3) 応急仮設住宅又は避難場所等公共施設へのLPガ

スが供給されることとなった場合のLPガス供給

設備工事及びLPガス供給

(4) 販売業者及び一般消費者等の被害状況及び復旧状

況についての調査

(5) 前各号に定めるもののほか、一般消費者等に係る

保安の確保及びLPガス供給のために特に必要な

業務

災害時における石油

類燃料の供給等に関

する協定書

(資料5-21)

長野県石油商

業組合、長野県

石油商業組合

佐久支部

(1) 佐久市が指定する緊急車両等への石油類の優先給

(2) 佐久市が指定する災害対策上重要な施設、避難所

医療機関及び社会福祉施設への石油類の優先提供

(3) 組合等が取り扱う物資の供給及び要員の動員等

(4) 組合等の給油所における、帰宅困難者、被災者及

び観光客に対する一時休憩所としての施設の提供、

水道水及びトイレの提供

(5) 組合等の給与所における帰宅困難者等に対するラ

ジオ、テレビ等による災害情報等、地図等による通

行可能な道路情報、近隣の避難所に関する情報等の

提供

(6) 組合等の給油所における傷病者である帰宅困難者

等に対する救急要請及び簡易な応急手当等の支援

災害時における放送

の要請等に関する協

定書

(資料5-22)

(株)エフエム

佐久平、佐久ケ

ーブルテレビ

(株)エフエム佐久平、佐久ケーブルテレビ㈱の放送設備

(17)

2 < 2.予防 > 第 5 節 広域相互応援計画

協定名 協定締結先 備考

災害時における交通

及び地域安全の確保

等に係る業務に関す

る協定

(資料5-23)

(一社)長野県

警備業協会

(1) 災害時等における緊急交通路の誘導及び災害現場

での安全確保等に関する業務

(2) 被災地における防火・防犯の安全パトロール

(3) 避難所及び救援物資備蓄場所等の安全確保のため

の業務

(4) 被災状況等の情報提供業務

(5) その他佐久市において必要と認める安全確保のた

めの業務

災害時における資機

材レンタルの協力に

関する協定書

(資料5-23)

一般社団法人 日本建設機械

レンタル協会 長野支部

資機材のレンタルを必要とするときには、調達可能な

範囲において、協力を要請することができる。

2 相互応援体制の整備

(1) 市は、締結した協定に基づき、応援要請の内容、方法、要請先の担当窓口等を把握・周知

し、応援体制の整備を図る。

(2) 協定締結先と合同防災訓練を実施し、迅速かつ円滑な応援の要請及び実施ができるよう連

携強化に努める。

3 その他市内企業及び団体等との協力体制の整備

市内企業及び団体においては、それぞれが定める防災計画等により、自衛消防組織の結成等

の防災対策を実施するものであるが、市は、必要に応じてこれらと平常時から協議を行い、災

害時の協力体制の整備を図るとともに、市が実施する防災訓練にも積極的な参加を呼びかけて

(18)

2 < 2.予防 > 第 6 節 救助・救急・医療・保健衛生計画

第6節

救助・救急・医療・保健衛生計画

(総務部(危機管理課) 市民健康部(健康づくり推進課) 浅間総合病院)

救助・救急用資機材の整備、医療用資機材、医薬品等の備蓄、調達体制の整備を図るとともに、

地域災害医療センター(佐久医療センター)、救急告示医療機関、消防署を中心に災害医療体制の

整備を推進する。

また、医療機関の被害状況、患者受入状況及び活動体制について、関係機関が把握できるよう連

絡体制の整備を行うほか、感染症予防、保健衛生活動を適切・迅速に行うための体制と施設・設備

の整備を行う。

1 救助・救急用資機材の整備

(1) 防災備蓄庫、支所、出張所、消防団詰所等へ救助・救急用資機材の備蓄に努める。

(2) 自主防災組織自らが用意する防災資機材の購入について、補助金を交付する。

(3) 平常時から住民に対して、資機材の使用方法、応急手当等の方法について指導を行う。

(4) 消防団本部における救助・救急活動に必要な資機材及び車両等の整備に努める。

2 医療用資機材の備蓄

(1) 医療用資機材、医薬品等の備蓄・調達については、医薬品取扱業者等の協力を得て行う流

通備蓄と浅間総合病院の在庫備蓄により対応する。

(2) 本市にかかわる県の災害用医薬品備蓄事業所は、次のとおりである。

事業所名 所在地 電話番号

鍋林(株)医薬事業部佐久営業所 佐久市佐久平駅北 27-1 0267-66-7455

(備蓄医薬品等については資料8-3参照)

3 応急手当指導員、応急手当普及員の養成

応急手当普及啓発実施要綱に基づき、地域及び事業所等に普及啓発活動を行う。

(資料8-4参照)

4 災害拠点病院を中心とした災害医療支援体制の整備

(1) 県で整備している災害拠点病院(佐久医療センター)及び佐久地域の救急告知病院、医師

会、歯科医師会等の医療団体の協力を得て、連携体制について調整を行う。

(2) 浅間総合病院は、市立病院として、また災害時における拠点医療機関として、別途詳細な

防災計画を策定し、災害時の医療体制に万全を期す。また、各種災害に対する点検整備等を

常に行い、特に建物の耐震化に努める。

(3) 市町村の枠を越えた各地域単位の後方医療体制について、あらかじめ近隣市町村と調整を行う。

5 消防及び医療機関との連絡体制の整備

(1) 消防機関・医療機関相互の情報交換が円滑に実施できるよう、あらかじめ具体的な連絡体

(19)

2 < 2.予防 > 第 6 節 救助・救急・医療・保健衛生計画

え、調整を行う。また、近隣市町村に所在する消防機関・医療機関への協力要請方法につい

ても、事前に定めておくものとする。

(2) 災害時に医療施設の診療状況等の情報を迅速に把握するために、広域災害・救急医療情報

システムの整備に努め、操作等の研修・訓練を定期的に行う。

(3) 関係機関の協力を得て、消防計画における救助・救急計画及び救急業務計画並びに救助活

動計画に基づく訓練を毎年 1 回以上実施するものとする。

6 感染症予防体制の整備及び資機材の整備

(1) 感染症が発生した場合の情報収集、患者の移送、入院先について医療機関との協力体制を

定めておく。

(2) 感染症予防用の資機材を備蓄及び調達により確保しておくともに、災害時に円滑な調達が

行えるよう協定締結団体との連携体制について調整を行う。

7 遺体対応

(1) 大量の死者が発生した場合に対応し、警察、医師会等と協力し、検視・検案の体制を整える。

(20)

2 < 2.予防 > 第 7 節 消防活動計画

第7節

消防活動計画

(総務部(危機管理課))

大規模災害発生時等において、消防活動が迅速かつ的確に実施できるように、消防力等の整備及

び活動体制の整備等の事項について、あらかじめ計画を定める。

1 消防活動体制の整備・強化

(1) 消防組織の状況

消防組織は、常備消防(佐久広域連合消防本部(以下「消防本部」という。))の3消防

署と非常備消防(市消防団)により構成されている。その整備状況は、資料 13-2のとおり

である。

(2) 消防組織の充実強化

整備された装備・資機材を十分に活用して、より高度な消防活動が行えるよう、消防団員

について、より高度な教育・訓練を実施することにより、消防活動体制の充実強化を図る。

(3) 消防団の育成強化

ア 消防団の育成強化の必要性

消防団は、常備消防と並んで、地域社会における消防防災の中核として、救出救助、消

火等をはじめとする防災活動において重要な役割を果たしている。しかしながら、近年の

消防団は、団員対象者の減少、生活圏域の広域化による活動の衰退、団員の高齢化等の問

題を抱えており、その育成強化を図ることが必要となっている。

イ 消防団の育成・強化策の推進

市は、次のとおり消防団の育成・強化を図り、地域社会の防災体制の強化を図る。

(ア) 消防団員の技術向上

市は、消防団員の知識及び技能の向上を図るため、県消防学校に必要に応じ派遣す

るほか、一般教養訓練の計画を策定し、実施する。

(イ) 地域住民の理解・協力の確保

消防団員の知識・技能等は、地域社会にとって有用であることから、これらを地域

社会に広め、地域住民の消防団活動に対する理解を促進し、消防団への参加、協力の

環境づくりを進める。

(ウ) 消防団への参加促進

消防団への参加者が減少の傾向にあることから、事業所に対する協力要請及び女性

消防団員の加入促進等を通じて、消防団への参加を促進する。また、消防団員の資質

向上を図るため、教育・訓練の充実を図る。

(4) 消防資機材の整備

火災に即応するには、消防資機材並びに通信体制の整備強化が不可欠であり、消防資機材

(21)

2 < 2.予防 > 第 7 節 消防活動計画

(5) 消防水利の整備

消防水利については、防火水槽及び消火栓の設置及び整備を計画的に図っており、今後は、

家屋の密集地や消防水利の乏しい地域を中心に、増設並びに整備を図っていく。

なお、災害時には、地盤の変状や水道管の損傷、電源の停止等によって消火栓の機能確保

は困難になることが予想されるので、防火水槽、プール、自然水利等の整備を図る。

(6) 被害想定の実施

消防地理、消防水利及び危険区域等をあらかじめ調査するとともに、過去の災害による被

害状況を考慮した被害想定を行う。

(7) 火災予防

(ア) 防火思想、知識の普及

火災の発生を防止するため、関係団体等と協力し、消防訓練等各種行事及び火災予防

運動を実施するほか、広報媒体等を通じて、住民等に対する火気の取扱い、消火器具等

の常備及びその取扱い方法等、防火思想、知識の普及啓発を図る。

(イ) 防火管理者制度の効果的な運用

消防法第8条に規定する、学校、病院、工場等の防火対象物の設置者等に対し、防火

管理者の選任を指導するとともに、防火管理者が当該防火対象物についての消防計画

を作成し、当該計画に基づく消火訓練等の実施、消防用設備等の点検整備及び火気の

管理等を行い、出火防止及び出火時の初期消火、避難体制の整備を図るよう指導する。

また、消防法第4条に規定する予防査察を防火対象物の用途、規模に応じて計画的

に実施し、常に当該区域内の防火対象物の実態を把握するとともに、火災予防上危険

な場合及び火災発生時に人命に危険がある場合は必要な措置命令を行い、予防消防の

一層の強化を図る。

(ウ) 危険物保有施設への指導

化学実験室等を有する学校、企業及び研究機関並びに薬局等多種類の危険物を少量

保有する施設の管理者に対し、危険物収納容器等の転倒、落下、破損等により、次に

掲げるような混触発火が生じないよう、管理の徹底に努めるよう指導する。

a 可燃物と酸化剤の混合による発火

b 黄リン、金属ナトリウム等の保護液の流出による発火

c 金属粉、カーバイト等禁水性物質の浸水による発火

(8) 消防活動の困難路等の解消

道路が狭く屈折している地区、駐車車両の多い地区又は地震等によって道路周辺の建物や

塀等の倒壊、斜面・のり面の崩壊、道路盛土被害等が発生するおそれのある地区では、災害

時に消防車両の通行に支障が生ずる。

このため、消防車両のための幹線道路の整備や細街路地区における拡幅、電柱等の埋設化、

角切り及び違法駐車車両の排除などを促進する。

(9) 応援協力体制の確立

「長野県消防相互応援協定」(資料5-5参照)に基づき、消防本部と調整を図り、災害

(22)

2 < 2.予防 > 第 7 節 消防活動計画

(10) 自主防災組織等の育成促進

発災初期における消火、救助活動等は、住民、事業所等による自主防災組織の自発的な活

動が不可欠なことから、地域の実情に応じた自主防災組織の結成を促進する。

2 住民の出火防止・初期消火体制の整備・強化

(1) 一般家庭に対する出火防止の指導

市は、一般家庭内における出火を防止するため、消防団等を通して、火気使用の適正化や

消火器具等の普及等、出火防止の指導に努める。

(2) 地域住民の初期消火体制の整備

ア 市は、地域単位で自主防災組織の育成を図るとともに、日ごろから火災時の初期消火等

について知識、技術の普及に努める。

イ 高齢化社会の進行による老人世帯の増加等を考慮し、要配慮者に対する隣保相互扶助の

精神に沿った火災予防指導の徹底に努める。

3 事業所の出火防止・初期消火体制の整備・強化

(1) 事業所に対する出火防止の指導

市は、消防用設備等の維持点検と取扱方法の徹底について消防署と連携して指導する。

(2) 事業所の初期消火体制の整備

火災の発生時における応急措置要領を定めるとともに、自主防災組織(自衛消防隊等)の

育成を図る。また、地域住民と日ごろから連携を図り、火災発生時には、協力して初期消火

(23)

2 < 2.予防 > 第 8 節 水防活動計画

第8節

水防活動計画

(総務部(危機管理課) 経済部(耕地林務課) 建設部(土木課) 環境部(下水道課)) 市は、市域を台風、集中豪雨、洪水等の水害から守るため、治山・治水事業を推進するなど予防

対策を講ずるとともに、水害が発生したときには、迅速かつ的確な水防活動が実施できるよう、資

機材の整備、消防団の組織整備を進める。

なお、水害予防のために必要な計画は、次に定める事項のほか、別途定める「佐久市水防計画」

による。

1 治水・治山対策

(1) 治水対策

ア 重要水防箇所の把握

市内の河川を定期的に点検し、浸水、決壊等により重大な災害の発生が予想される箇所

を重要水防箇所として指定するとともに、その対応策について検討する。また、住民に対

し、重要水防箇所について周知する。

イ 河川の改修

土地区画整理事業、開発行為等による市街化の進捗状況を考慮するなど、流域の実態を

的確に把握し、緊急度に応じて河川改修事業を推進する。市内の重要水防区域・水防対象

河川については資料1-9参照のこと。

ウ 水 路

(ア) 排水事業の促進

市街地内の堰や一般排水路については、公共下水道雨水排水計画との調整を図りなが

ら整備を推進する。

a 市街地においては、浸透桝による雨水の地下への浸透並びに雨水貯留施設等の設

置を考慮し、雨水の流出抑制を図る。

b 開発が進められている市街地周辺や丘陵地域では、地形の変化に伴う雨水流出状

況の変化を把握し、開発に即応した排水施設の整備、改良を行うとともに、調整池

の設置やため池等の活用により、雨水流出量を調整する。

(イ) 水路の管理

河川環境の整備を推進するとともに、市街地を流れる水路については、維持用水の確

保等適正な管理に努め、雨水排除施設及び防火用施設等として、多目的な活用を図る。

(2) 治山対策

市は、国及び県の協力を得て次により治山対策を講ずる。

ア 保安林の指定及び整備

森林の維持造成を通じ災害に強いまちづくり及び山地に起因する災害を防止するため、

(24)

2 < 2.予防 > 第 8 節 水防活動計画

イ 治山施設の整備

(ア) 危険地区等の点検・調査

山地災害危険地区において、危険度を把握するために定期的な点検・調査を実施する。

危険性の高い地区については、保安林又は地すべり防止区域等への指定を推進し、治

山施設、地すべり防止施設の整備を治山事業計画に基づいて計画的に進める。

(イ) 既存施設の調査、補修等

既存施設について、定期的に現地調査を実施し必要に応じ修繕等を行う。

2 水防資機材の整備点検

水防倉庫の整備点検の実施については、常時行うものとし、管理責任者は備蓄物資受払簿を

備えて出納の記録を行う。

なお、災害時に使用した備蓄物資は、速やかに補充する。また、資機材業者を把握し、調達先

の確認を行う。

3 消防団の活動体制の整備

本市では、消防団が水防団を兼ねているため、水防活動実施時には消防団の力によるところ

が大きい。このため、本章第 7 節「消防活動計画」に定めるとおり、消防団の組織力向上のため、

必要な対策を講ずる中で、水防関係機関、自主防災組織との連携を図り、沿川住民との水防訓練

の実施に努める。

なお、前記1(1)アの重要水防箇所の把握に当たっては、その箇所ごとに消防団の担当を定め、

水防警報発令時から定期的に巡視に当たる。

4 浸水想定区域内にある要配慮者利用施設の避難誘導訓練等の実施

資料1-10に示す浸水想定区域内にある要配慮者施設(主として高齢者、障がい者、乳幼

児等の要配慮者が利用する施設)の所有者又は管理者は、洪水時における避難確保及び浸水防

(25)

2 < 2.予防 > 第 9 節 要配慮者支援計画

第9節

要配慮者支援計画

(総務部(危機管理課) 福祉部(全課) 経済部(観光交流推進課) 市民健康部(健康づくり推進課) 浅間総合 病院)

近年の高齢化、国際化、都市化等社会構造の変化、核家族化の進展などによる家庭や地域の養育・

介護機能の低下に伴い、災害発生時には、高齢者、障がい者、児童、傷病者、外国籍住民等災害対

応能力の弱い、いわゆる「要配慮者」が被害を受ける事例が多く見受けられる。このため、市及び

社会福祉協議会、医療機関、社会福祉施設、要配慮者関連施設等の関係機関は、地域住民、自主防

災組織等の協力を得ながら、災害から要配慮者、とりわけ自ら避難することが困難であり避難の確

保を図るために特に支援を要する者(以下、「避難行動要支援者」という。)を守るための防災対

策の一層の充実を図る。

1 在宅者対策

(1) 対象者の範囲

防災上対象となる要配慮者の範囲は、在宅で生活を営む次の者とする。

ア 身体障害者福祉法の規定に基づき交付を受けた身体障害者手帳1級から4級の所持

児・者

イ 長野県療育手帳交付要綱の規定に基づき交付を受けた療育手帳A1からB1の所持

児・者

ウ 精神保健及び精神障害者福祉に関する法律の規定に基づき交付を受けた精神障害者保

険福祉手帳1・2級の所持児・者

エ 介護保険法に規定する要介護認定を受けた要介護度3から5の者

オ 介護保険法に規定する調査により、認知症高齢者の日常生活自立度が、ⅡaからMに判

定された者

カ 75歳以上の一人暮らし高齢者及び75歳以上の高齢者のみの世帯

キ 長野県特定疾患治療研究事業実施要綱の規定に基づき交付を受けた特定疾患医療受給

者証の所持者

ク 児童福祉法に規定する乳児、幼児

ケ その他市長が認めた者

(2) 防災についての指導・啓発

広報等により要配慮者をはじめとする、家族、地域住民に対する啓発活動を行う。

ア 要配慮者及びその家族に対する指導内容

(ア) 日常的に防災に対する理解を深め、日ごろから対策を講じておく。

(イ) 災害発生時に隣近所の協力が得られるよう、日常的に努力する。

(ウ) 地域において防災訓練等が実施される場合は、積極的に参加する。

(26)

2 < 2.予防 > 第 9 節 要配慮者支援計画

イ 地域住民に対する指導内容

(ア) 自主防災組織等において災害時住民支え合いマップを作成するなど、区内の要配慮

者の把握に努め、その支援体制を平素から整備する。

(イ) 災害発生時には、対象者の安全確保に協力する。

(ウ) 地域で行われる防災訓練等に要配慮者及びその家族が参加するよう働きかける。

(3) 避難施設の整備

市は、災害発生時において避難施設となる公共施設について、安全性の向上、段差の解消、

スロープや身体障がい者用トイレの設置、避難経路標識等の簡明化、多言語化等要配慮者に

配慮した施設整備の推進、必要な物資等の備蓄に努める。また、通常の避難所での生活が難

しい要配慮者に対応した福祉避難所として、次の施設を確保するように努める(資料 15-3

参照)。

(4) 防災教育・防災訓練の実施

市は、要配慮者が自らの対応能力を高めるため、要配慮者の個々の態様にあわせた防災教

育や防災訓練の充実強化を図る。

(5) 応援体制及び受援体制の整備

市は、他の市町村において災害が発生し、応援要請がある場合に備え、派遣可能な職員(保

健師、看護師、介護職員、通訳者、手話通訳者等)、車両(小型リフト付車両等)、資機材

(車いす、ストレッチャー等)等、速やかに応援出動等の対応ができる体制を整備するとと

もに、必要な物資、資機材等の確保に努める。

また、災害発生時に応援要請を行う場合に備え、あらかじめ連絡調整責任者を定めておく。

(6) 緊急通報装置等の整備

市は、要配慮者の安全を確保するため、要配慮者の対応能力を考慮した緊急通報装置や自

動消火器、警報装置等の整備を推進する。

(7) 要配慮者の状況把握

市は、要配慮者についてあらかじめ民生・児童委員等の協力を得て自主防災組織や行政区

等の範囲ごとに、その実態を把握し、災害時に支援を必要とする避難行動要支援者名簿を作

成する。

ア 避難行動要支援者名簿に記載する者の範囲

(ア) 身体障害者福祉法の規定に基づき交付を受けた身体障害者手帳1級から4級の所持児

・者

(イ) 長野県療育手帳交付要綱の規定に基づき交付を受けた療育手帳A1からB1の所持児・

(ウ) 精神保健及び精神障害者福祉に関する法律の規定に基づき交付を受けた精神障害者保健

福祉手帳1・2級の所持児・者

(エ) 介護保険法に規定する要介護認定を受けた要介護度3から5の者

(オ) 介護保険法に規定する調査により、認知症高齢者の日常生活自立度が、ⅡaからMに判

定された者

(カ) 75歳以上の一人暮らし高齢者及び75歳以上の高齢者のみの世帯

(キ) 長野県特定疾患治療研究事業実施要綱の規定に基づき交付を受けた特定疾患医療受給者

証の所持者

(ク) 児童福祉法に規定する乳児、幼児

(27)

2 < 2.予防 > 第 9 節 要配慮者支援計画

イ 避難支援等関係者となる者

消防機関、警察機関、民生委員、社会福祉協議会、自主防災組織、その他の避難支援等の

実施に携わる関係者

ウ 名簿作成に必要な個人情報及びその入手方法

市は、避難行動要支援者名簿を作成するに当たり、避難行動要支援者に該当する者を把握す

るために、関係部署及び機関で把握している避難行動要支援者の情報を活用し、名簿を作成す

るものとする。

エ 名簿の更新に関する事項

避難行動要支援者の状況は常に変化しうることから、市は避難行動要支援者の把握に努め、

避難行動要支援者名簿を更新するものとする。

オ 名簿情報の提供に際し情報漏えいを防止するために市が求める措置及び市が講じる事項

市は、災害の発生に備え、避難支援者等の実施に必要な限度で、避難支援者等関係者とな

る者に対し、名簿情報を提供するものとし、次に掲げる事項を講ずる。

ただし、避難行動要支援者本人の同意が得られない場合は、この限りではない。

(ア) 災害対策基本法に基づき避難支援等関係者個人に守秘義務がかせられていることを十分

に説明する。

(イ) 受け取った避難行動要支援者名簿を必要以上複製しないよう指導する。

(ウ) 避難行動要支援者名簿の提供先が個人でなく団体である場合には、その団体内部で避難

行動要支援者名簿を取扱う者を限定するよう指導する。

カ 要配慮者が円滑に避難のための立退きを行うことができるための通知文又は警告の配慮

避難支援者等関係者が避難行動要支援者名簿を活用して着実な情報伝達及び早い段階での

避難行動を促進できるよう、その情報伝達について、特に配慮する。

キ 避難支援者等関係者の安全確保

市は、避難支援者等関係者等が、地域の実情や災害の状況に応じて、可能な範囲で避難支援

等を行えるよう、避難支援者等関係者の安全確保に十分に配慮する。

ク 避難行動要支援者名簿には、避難行動要支援者に関する次に掲げる事項を記載、又は記録す

るものとする。

(ア)氏名

(イ)生年月日

(ウ)性別

(エ)住所又は居所

(オ)電話番号その他の連絡先

(カ)避難支援等を必要とする事由

(キ)前各号に掲げるもののほか、避難支援等の実施に関し、市長が必要と認める事項

(8) 要配慮者の態様に配慮した避難支援計画の策定

市は、要配慮者を安全かつ適切に避難誘導するため、浸水被害、土砂災害等に対応し、か

つ要配慮者の個々の態様に配慮した避難支援計画を策定するとともに、住民に対し避難場所、

避難経路等の周知徹底を図る。

なお、避難支援計画の策定に当たっては、地域の支え合いによる支援が発揮できるよう、

民生・児童委員、社会福祉協議会、自治会、自主防災組織、ボランティア団体等と共同で策

定するよう努める。

(28)

2 < 2.予防 > 第 9 節 要配慮者支援計画

(10) 支援協力体制の整備

市は、保健福祉事務所、社会福祉施設、医療機関、社会福祉協議会、民生・児童委員、地

域住民、ボランティア団体等との連携のもとに、災害時の安否確認、避難誘導、情報提供、

救護・救済対策、緊急受入れ等地域ぐるみの支援協力体制の確立に努める。

2 社会福祉施設の管理者等との連携

市は、社会福祉施設の管理者等と平常時から連携し、次の事項について指導する。

(1) 防災点検及び防災資材の配備

施設の耐久性・耐火性を定期的に点検し、建築年数や老朽度合い等に応じて必要な修繕等

を行う。また、防災資材や日常生活及び福祉サービスに必要な物資を配備しておく。

(2) 防災教育及び避難誘導方法の確立

入所者及び従事者等に対し、避難経路及び避難場所を周知し、基本的な防災行動がとれる

よう防災教育を行い、必要に応じて防災訓練を実施する。また、施設の構造や利用者の身体

的特徴を考慮し避難誘導方法を確立しておく。

(3) 土砂災害危険区域内の要配慮者関連施設等

本市における土砂災害危険区域内の要配慮者関連施設については、特に人的被害の発生が

懸念されることから、施設の管理者等と協議し、安全確保のための対策を講ずる。

3 病院入院患者等対策

入院患者を有する医療機関等が被災した場合、既入院患者に対する優先的な安全確保が必要

である。

このため、医療機関等における防災体制の強化を図るとともに、重症者の状況の把握、患者の

移送先、移送手段等について事前に関係機関と十分に検討することが必要である。

(1) 市は、医療機関等に対し、厚生労働省のガイドラインに沿って、各医療機関等の実情に応

じた防災マニュアルを作成し、災害時における入院患者等の安全の確保が円滑に行われるよ

う指導する。

(2) 市は、医療施設等の損壊等により、入院患者等の移送、医師、看護師等の確保、医薬品、

医療用資機材等の補給等応援要請がある場合に備え、関係機関に対し、広域的な相互応援及

び受援体制の整備についてあらかじめ調整するよう指導する。

(3) 医療機関等は、厚生労働省のガイドラインに沿って、それぞれの実情に応じた防災マニュ

アルを作成するとともに、施設・設備の整備、点検、患者家族連絡表の作成等緊急時の連絡

体制や避難誘導体制の整備、職員教育や避難訓練の実施、医薬品、医療用資機材等の備蓄な

ど防災体制の強化を図るものとする。

4 観光客対策

(1) 関係団体、関係機関と相互に連絡協調して、緊急時における連絡体制を確立するとともに、

観光客の安全対策を推進する。

(2) ホテル旅館組合等観光関連事業者に対して、「災害時における対応(心得)」を作成する

よう指導する。

(3) 避難場所や避難経路等の標識の簡明化、多言語化など観光客に配慮した情報提供体制、避

(29)

2 < 2.予防 > 第 9 節 要配慮者支援計画 5 外国籍住民、外国人旅行者等対策

(1) 外国籍住民の状況把握及び支援体制の整備

市内における外国籍住民の居住状況等の把握に努めるとともに、地域全体による情報収

集・連絡体制や避難誘導体制等外国籍住民に対する支援体制の整備を図る。

(2) 外国語版防災パンフレットの配付

外国籍住民登録をする者に対し、登録窓口において外国語による防災パンフレットを配付

し、防災知識の普及を図る。

(3) 外国籍住民被災者への情報提供体制の整備

関係機関、関係団体と連携し、外国語によるインフォメーションなど外国籍住民、外国人

旅行者等に配慮した情報提供体制や緊急時における連絡体制の整備を図る。

(4) 応援体制及び受援体制の整備

市は、他の地方公共団体において災害が発生し、応援要請がある場合に備え、通訳者の派

遣等、速やかに応援出動等の対応ができる体制を整備する。

また、災害発生時に応援要請を行う場合に備え、あらかじめ連絡調整責任者を定め、円滑

(30)

2 < 2.予防 > 第 10 節 緊急輸送計画

10

緊急輸送計画

(総務部(危機管理課・財政課) 建設部(土木課))

大規模災害発生時には、救急救助活動、消火活動、各種救援活動など、人命救助と被災者の生活

確保及び早期復旧のために、よりスムーズな人・物の流れが必要とされることから、緊急交通路の

確保と輸送力の確保に関し、迅速に対応できる体制を平素から確立するとともに、緊急通行車両の

事前確認等を行う。

1 緊急輸送道路の確保計画

(1) 緊急輸送道路の指定

緊急輸送のための道路を確保するため、あらかじめ確保すべき幹線道路を指定し、その確

保に努める。選定の条件は、次のとおりとする。

ア 本市と隣接市町を接続する幹線道路

イ 避難所等に接続し、応急対策を実施するうえで重要な道路

ウ 上記の道路と病院等の主要公共施設又は防災関係機関等の施設を接続する道路

(2) 緊急輸送道路の確保

次により、緊急輸送道路の確保に努める。

ア 国・県と緊密な連絡をとり、幹線道路に架かる橋梁への防災対策を実施し、流失、落下

等を防止する。

イ 建設団体の協力を得て、道路上の障害物の除去等、円滑な輸送道路確保のための体制を

整備する。

ウ 積極的な都市計画の推進により災害に強い道路幅の確保に努める。

2 緊急用ヘリポートの指定

道路の損傷等により陸上輸送が不可能となる場合に備え、ヘリコプターによる空輸の確保を

図るため、緊急用ヘリポートを選定する。選定に当たっては、避難所等他の応急活動に支障をき

たさない場所を選定する。(資料 11-1参照)

3 輸送体制の整備と物資輸送拠点の確保

県、輸送関係機関等の協力を得て、適切な交通規制の実施、必要な車両等の確保のための体

制の整備に努める。

(1) 緊急輸送道路の指定に当たり、交通規制等が円滑に実施できるよう、警察署、道路管理者

等と事前協議を行う。

(2) 応急対策に必要な車両等を確保するため、旅客・貨物輸送機関と必要に応じて事前協議を

行い、協力を得る。

(3) 物資輸送拠点として、避難所等他の応急活動に支障をきたさない場所で、支援物資を集積、

(31)

2 < 2.予防 > 第 11 節 障害物の処理計画

4 緊急通行車両の事前確認

災害時に一般車両を制限する交通規制が実施された場合に、応急対策活動に用いる市有車両が

直ちに被災地における活動を開始できるよう、車両を選定し県公安委員会へ緊急通行車両事前届

済証の確認事務を済ませておく(資料 11-2参照)。

緊急通行車両の標章

備考 1 色彩は、記号を黄色、緑及び「緊急」の文字を赤色、「登録(車両)番号」、「有効期限」、「年」、 「月」及び「日」の文字を黒色、登録(車両)番号並びに年、月及び日を表示する部分を白色、 地を銀色とする。

参照

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